最近(というか創刊以来ずっと)、学校教育のやらかし事例ばかり記事にしているが、いい加減たまには良い取り組みの取材をしたい。今の所、良い取り組みだとして記事にしたのは神奈川県と長野県だけじゃね?というか神奈川県は2件県教委のプレスリリースを更に細かく取材して記事化してる。私、神奈川県教委のスポークスマンになってないか?そろそろ雇ってくれても良いんじゃね(笑)


 さてそんなこんなの軽口は置いておいて真面目な話。私としては学校教育現場で生徒たちが直面している問題に関して当事者視点でニュースを伝えているだけなので、学校教育そのものを攻撃する目的で「The Interschool Journal」をやってるつもりはない。こちらでも気になる教育委員会や学校の取り組みは追っかけてるが、不祥事のニュースのほうがバカみたいに多いのでそちらばかり目立つだけだ。もし面白い取り組みをやってる学校や教育委員会があるなら是非私にメールで知らせてほしい。気になるものはドンドン取材するので。

 今回、記事で出した神奈川県教委の取り組みは実際に見たことはないからベタ褒めすべきではないと思うが、少なくとも取り組みの方向性自体は高校生の意見に耳を傾けたいという県教委内部の考えを感じるもので非常に良いものだと思っている。学校とは生徒たちが「教育を受ける権利」を講師する場であるから、権利者である生徒の意見は第一とされるべきなのだ。この点で神奈川県教委は頑張っているよね。セクハラ調査では学校を通じてアンケートを回収するのではなく、県教委に直接郵送させるという学校内の利害関係を考慮した対応、素晴らしいと思います。また、今回新たに記事にした「高校生版教育委員会」。教育委員会と高校生が意見交換できて、教育行政に反映することができるって日本だとありそうでない取り組みだよね。県教委は子どもの権利条約に基づく「意見表明権」の保障という認識はないようだが、意見表明の場をしっかり作ってる―その行動は高く評価したいと思う。中身についても今後は注視していきたいと思う。

    神奈川県教委、私の期待を裏切らないでね(笑)
    最後に余計な一言を言ってしまうのが私の悪い癖(笑) 今回はここまで。

(文=平松けんじ)